中学受験~ムスメとハハの記録~

2016年受験に向けて、日々の出来事、愚痴、独り言など…

読みました。〜「桜井さん、うちの子受かりますか?」〜


こんばんはchuujuです。

「下克上受験」の著者でこの手の業界では知らない方はいないのではないだろうか…、と思われる桜井信一さんの、新しい本を読みました。

そもそも、アニの受験が終わってから桜井さんの事を知ったので、中学受験を経験した親としてはモグリだったのかも、わたし。
知るきっかけも、「金スマ」っていうTV番組だったし💧
こういう時、塾の保護者で知り合いがいたら良かったのかな〜、とか思ったりしますが。

で、レビューとはいかないながらも、感想を…。

とにかくこの本、グサグサ刺さります、親の心に。
刺さりまくりです。斬れ味鋭過ぎ。
普段から本を読みますが、今のあたしには重すぎて、なかなか読み進めることが難しかった。

桜井さんの想いがのった言葉も、受験生をもつ保護者へ向けての言葉も、あまりにも現実を直視し過ぎてて、あまりにも受験生の親の心境を見透かされ過ぎてて、
本当に重かったです。

自分でもわかっていたつもりですが、改めて「中学受験」とは
「親と子供で戦うもの」だと思い知らされました。
それと共に、
「このタイミングで読めて良かった」
と凄く痛感しました。
ギリギリのタイミングだと思う、6年の親にとっては。

受験には必ず期限があります、中学受験は人生でたった1度きり。浪人することもできません。
なので、この本を読むタイミングもきっと今を逃したらいけなかったのだと、思ったわけで。
読めてラッキーでした。

まあ世の中イロイロな人がいるので、中学受験をよく知らないのに、よく思わない人は沢山います(少なくとも我が家周辺は理解者が乏しい)。
だけど、みんな子供を持つ親として、子供のために何ができるのか考えることは同じだと思うんですよね。
別に中学受験をするつもりがなくても、充分に読み応えがある本なのでは、、と思います。

ただ、中学受験組の我々にとっては残された時間をどうすごすか、ムスメ達がどんな結果であれ、一緒に戦う親の存在があまりに大きいのだと、自覚させられました。
それ故に、この歳の子供たちにとって親のやり方一つで、大切な進路が決まってしまうと思うと、とてつもなく大きな不安、自身への不信感に襲われました。

気を引き締めなければ、親がしっかりと舵をとることが大切なのだと、改めて自分に言い聞かせることができました。

ムスメのために、親としてしてやれることを全てを注げるようにならなければ。