中学受験~ムスメとハハの記録~

2016年受験に向けて、日々の出来事、愚痴、独り言など…

アニの国語とムスメの国語

おはようございますchuujuです。
ゴールデンウイークも間近にせまってまいりました。
だるいですね…。

さて、こないだの続き❓的な。
国語のことなんですけど。

なんていうか。我が家はアニを通してサピや受験問題をみていましたから、国語って誰でも出来る科目だと思ってたんです、、が。
違いますね、それ。
好きか嫌いかで取れる点数が高いか低いか、
それも違うことが、ムスメを通してわかってきました。

なぜなら、ムスメは国語の方が好きなのに、できるのは算数だから。

国語って、よく言うセンス❓が有る無しでだいぶ違うのかどうかと言えば多分、センスがある子❓はちょっとの努力で点数を稼げるぐらいの違いしかない気がします。

というのも、
我が家のアニも5年でサピに入塾するまで、塾に通ったことがなかったのですが、国語だけは何故か出来たんです。(国語の偏差値だけなら開成に入れたかも、ってぐらい。)
過去問の添削も、一度も提出せず💧
サピの宿題は知識系しかやらなかったし💧
それだけ不真面目でも結局国語の偏差値はキープしていたので、割と信憑性はあると思います。

ムスメの事もありますし、アニがナゼ国語が強かったのかを検証してみたんですが、

一つ目は「読むのが早い」こと。
二つ目は「読みながら要約できてしまう」こと。
三つ目は「ザツな性格だった」こと。

上記2つめまでは、俗に言うAタイプ問題
3つ目はBタイプ問題に作用すると思っています。

読むのが早い、っていうのは兎に角有利で有効です。
御三家や難関校の問題を、沢山見てきましたが、大人がビックリする文章量ですよ、入試って。
しかも長文が2本入ってきたりとかしますから、早く読めれば解く時間が増えますから、もう物理的に有効ですよね。
一回読んで、読み返しをせずに問題を解く作業に入れるので、読む作業をしている時に、頭の中で段落ごとの要約(まとめ)も出来ていたんだと思います。
Aタイプのように出題された問題の答えを探したり、抜き出しの作業だったり、選択問題もそうですが、迷わないんですよね。
正確に言うと「読み込みが早い」のが有利なんだと思いますが。

3つめの「性格がザツであること」が有効な問題はなんと言ってもBタイプだと思います。

Bタイプは記述問題がメインに据えられているので、書かないことには始まらないわけで。

ここで、ザツな性格だと「とりあえず書く」選択ができるんです。
その「とりあえず書く」ことで解答欄は埋まるし、デタラメに書きなぐっているわけではないので、解答に当たらずとも遠からず。
徐々にこの正答率を上げる作業をしてゆけばいいわけなので、
「とりあえず書く、埋める」の作業が難なくできる適当さ、って実はすごく重宝するんですよね。

我が家の場合、ムスメはどちらかというと几帳面なので、書く文章が頭で整理できるまで、解答欄が手付かず、という場面がかなりありました。
一方でアニは、部分点でもいいからとりあえず書く。
で、なんかしっくりいかなかったら少し書き直す、って感じなので、時間がなくて解答欄が空白も無い。

中学受験て、実のところすごく「国語力」がベースになっている部分が割とあって。
それにプラスで論理的思考力が要求されるんですよね。
恐ろしい時代だわ〜。

何にせよ、「早く読む、理解する、」
そして「ザツであること」
親としては、いいのか悪いのかわかりませんが…
けっこう有効です。