中学受験~ムスメとハハの記録~

2016年受験に向けて、日々の出来事、愚痴、独り言など…

公立中高一貫校にいってきた〜ネガティブなので要注意〜


こんにちはchuujuです。

またもや、私的感情、私的な意見しか書けないような内容になってます。

ぶっちゃけ、公立中高一貫(国立または中等教育学校は除く)をお考え、または既に通学されている保護者の方はバックお願いします。


ブログはムズカシイ、ほんとそう思います。わたしは自分が思ったことを整理するためや、ムスメとの受験に対しての自分自身のやり方を振り返ることが出来るようにブログを始めたので、

あらゆる中学受験に関する立場の人たち皆さんが読んで納得するような記事は書けないし、書かないので悪しからず、です。


そんなこんなで今回は公立中高一貫校について。

正直、ネガティブな記事になってしまいました😓

あくまで、1人の母親目線であることを念頭にお読みください。

よろしくお願いします。


タイトルにもあるように、ちょっくらカルチャーショックを受けて、いや、ちょっとじゃないですね…多大なショックです。

それと共に、何とも言えない矛盾と憤りを抱えることになってしまいました。


先日、地元の公立中高一貫校を見学する機会がありまして、お伺いしてきました。


まず施設、設備ですが

申し分ないほど整っています。とにかく綺麗だし、何もかも。

アニが通っている私立中学よりも充実してるんじゃないかな。

教室に始まり、様々な授業に使う特別教室、トイレに至るまで。

全てが手の行き届いた施設です。

地元の公立中学とは天と地、って言っても過言じゃないです。


次に掲示物。

…何というか。ビックリするぐらい、なんていうのかな、中学生らしくないぐらい完璧なものが多い。

通っている生徒たちがとても優秀だということも、受けている授業が高難度であること、それがよくわかるようなものばかりでした。

いろいろな私立中を見学しましたが、学習進度は同じぐらいなんじゃないかな、と思います。むしろ進んでるかも。


そして生徒たち。

授業自体を掘り下げて見学できたわけではないのですが、授業を受ける姿勢など、休み時間も、誰1人騒ぐ声もしませんでしたし、廊下を走る生徒もいませんでした。

みんな落ち着いていました。


総じて、親の立場からみれば「理想的」なのでは、と思います。


公立ですから、中学のうちは学費ゼロ。

そして、一貫なので高校受験は無く、高校の授業を先取りして勉強できます。

ここまで来ると、これ以上の学校があるのか、ってぐらい完璧ですよね。


ここまで書いてきて、ビックリ、いいとこだらけで保護者側の旨味もタップリでしたが、

すみません、あたしには何一つとして魅力的にうつりませんでした。


私の判断基準は


学校教育として

「管理教育ではない」

「習熟度別クラス編成ではない」

「無茶な先取り教育をしない」

「生徒による自治を認めている」

「高い進学実績」

「良質な環境 ex)図書館の蔵書量など」

「本来のゆとり教育を実践している」

「先生方の学校に対する愛情が深い」


学校生活では

「ムスメを6年間預けられるか」

「ムスメが楽しく学べるか」

「ムスメが一生を通してやりたい事を見つけられるか」

「ムスメが青春を謳歌できるか」


正直、学校としての魅力に欠けるなぁ、と。

そして、公立と謳いながらもやってることは公立じゃないですよね。


わたしは公立には公立の良さ(地元の友達とか、部活動とか、敷居と低さとか)があると思っていたので、

すごくカルチャーショックでした。


まあ通ってる生徒も、結局は中学受験用の勉強をしてきている子供たちなので、私が考える「公立中学」ではないのでしょう。


気になったのは、中学受験組の子供たちと高校受験組の子供たちがまるで別枠扱いだということ。

これでは中高一貫にした意味というか、メリットが無いような気がします。

高校との連携や授業提携などが出来るの環境にあるのに、まるで交わる気配もなさそうなので、まるで一つの敷地に二つの学校があるような感じすらします。


保護者どうしも、高校の保護者の方との関わり合う機会がなさそうなので、うーん、どうかな、と。


あとは通塾率の高さ、ですね。

国立中学なら、高校への内申が100%保障されているわけでもないので高校受験を意識した通塾は理解できますが、完全中高一貫において通常授業が高難度であるが故に塾で補習する、というのはどうなのか。

本来は学校がカバーするべきことなんじゃないかなぁ、と。

徹底した管理教育の意義ってそこにあるんじゃないですかね❓

なんとなくやってることが矛盾してる感じなんですよね。


…と気になるところを挙げたらキリがないので、もはや「公立」の括りで考えちゃいけないのかもしれません。


ムスメの進学先候補、の一つとして考える学校、そう考える方が中学受験する親にとってはしっくりきますね。


というわけで。

総じて私のなかではビミョー、でした。


この学校へ通いたい!と心から思うには、その学校で得られるものがあるからで。


中学受験は義務教育期間の中で本来用意されたものがあるにもかかわらず、得たいものがあるから受験をしてまで進学するわけなので、子供にとってのこの6年間がいかに大事な期間なのか、改めて考えさせられるなぁ、と思いました。


もっとザツでいいから、子供にとってかけがえのないものが得られるような学校だったら。そんな進路指導をしてくれる学校ならば、と思うばかりです。

きっと公立の中でも優秀な先生が揃っているのだとは思いますけど。


なんとも複雑です。地元の公立中学の方が何倍もの生徒数であるのだから、優秀な教師は、そういった学校の教壇に立つべきなのでは❓と思ってしまいます。


グダグダと色んなことを書きすぎました💧

わけわかんなくなる前に終わりにしたいと思います。

とりあえず、ムスメの受験校が決まるまで、保留しようと思います。