公立小学校の授業参観〜現実と学力格差〜

こんにちはchuujuです。

暑くなってきましたね…

今日のこのブログも、中学受験とは方向性が違うかも❓しれません。

ただ、わたしは中学受験を視野に入れていなければ保護者としてきっと気付きも関心も寄せなかっただろうなぁと思って書いてます。

というわけで、ハッキリ言っちゃうとまたまた公立小の不満になるので、ご容赦下さい。

先日、ムスメの小学校の授業参観にいってきました。科目は算数。

授業参観や懇談会には必ず出席はしているのですが、授業自体を最初から最後までみたのは初めてかもしれません。

理由ってほどの事でもありませんが、いつも最初の20分は頑張って参観するんですが、あまりに授業がつまらないのでいつも途中退場。

今回はムスメが最終学年ということもあり、通しで最後まで見てみよう！と思って参加してきました。

ムスメの学年はすごい問題児も、モンスターペアレントと呼ばれるような保護者もいない、極めて珍しい学年なので、学年を見渡してみても1番手厚くない人事だということは一目瞭然なわけで。

先生方も保護者に問題がないので極めて事務的であり公務員的に接するんですよね。

すごく、なんて言うんですかねぇ、「淡々としてる」そんな感じです。

なので一見、すごく平和に見えるんですよね。でも学校の人事に意見したらモンペ（モンスターペアレント）扱い。

親が意見することで、子供にも影響があっても困るし、思うところがあってもみんな結局口を閉ざすしかないので、申し訳ないけど先生には期待してない部分が多いのが現状です。

授業の内容ですが分数の掛け算。

「1m120円のひも、1と3分の1はいくら❓」って問題です。

なんとこの問題だけで45分の授業全部を使いました😵

先生の教え方は悪くはないと思うのですが、なによりビックリしたのができない子がいる、って事実。

それも1人とかじゃないらしく💧授業が全然進まない。。

基本的な計算方法は前日の授業でやっていたので、参観では文章にあう式と計算をするだけだったらしいのですが。

たしか、我が家のムスメに分数の掛け算、割り算を教えたのは四年生の最後の方だった気がする（サピの入塾テストを受けるために教えないといけなかった）ので、

それでも我が家はサピに入るまで家庭での先取り教育は無く、あくまで学校のカリキュラム通りにみんなと一緒に学んでいただけでアニやムスメが特別できるわけも無く。

ただ小学校のテストでは満点取れなきゃマズイぞ、とハハは少し脅していたぐらいなもんで。

そんな中で分数、小数の四則演算、それこそ1時間ほどで教えて、例題、計算問題等を解かせてそれなりに出来るようになりました。

3年、４年からサピに通っていた子は当たり前のようにやっているわけですから、教えりゃ出来るわけで。

裏を返せば、その時期にそれができなかったら中学受験なんかは到底出来ない、ってことなんですよね。

なんていうか、勿体無いなと。

宝の持ち腐れと言うか。

スポンジのように吸収できる時期に能力を伸ばせてない気がするんですよね。すごく惜しい！って思います。

のびのび遊んで、人と社会との関わりを学ぶのは学校の生活そのもので充分学べるはずだし…

国が学力水準の向上にこだわるのであれば、切り離して考える部分があっていいんじゃないのかなー、と思うんですけど。

すごーく個人的に

小学3年〜6年あたりが1番吸収率が高い気がするんですよね。

あくまで学力を伸ばす、ってイミで。

世間で言う教育格差を少しでも無くすチャンスはそこの時期にかかってるような気がするんですよねぇ。

まさに「やるなら今でしょ！！」

って思うんですけどねぇ。

教育格差なんて言われてるけど、今のままじゃ差は縮まらない。

むしろ広がる一方なんじゃないかな、って思います。

またその一方で格差是正のために公立一貫校を作ったとして結果どうなのか。

結局のところ、格差解消に繋がるのって、小学校教育なんじゃないかな〜、って思うんですよね。

みんながみんな、塾で学ぶ世の中ってやっぱり少しおかしい気がするし、塾に通えない子だっているわけで。通信教育や塾にいかなくても一定のそれなりに高い教育水準を保つのが義務教育なんじゃないかなぁ。

個人的主観として、結局のところ教育格差→学力格差→経済格差な気がするんですよね。

子供のころからの学力が、子供の人生をモロに左右する要因になるなら、やっぱり小学校って重要だと思いませんか❓

まあ何を言っても、何も変わらないのが現実なんですけど。

言いたい放題言っちゃいましたが💧

あたしは教師でもないし、とりあえずウチはウチでサピでの格差是正を頑張らなきゃいけないので

小学校教育には期待しないで頑張ります。

ほんと、社会生活の場としては最適なんですがね。